治療の基本

うつ病の症状といっても人によって個人差があります。そのため、患者の症状に合った治療が行われることとなります。
うつの症状を改善される治療は主に以下の方法があります。

・薬物療法
投薬によって脳内の働きを正常にするといったものです。主にうつの症状というのは、神経物質で分泌しているアドレナリンやセロトニンといったものの分泌量が低下することによって、情報伝達がスムーズにいきません。
情報伝達をスムーズにさせるために抗うつ剤を投与します。また、不安に感じることが多いということであれば抗不安薬、不眠症を伴っているということであれば睡眠薬も投与されます。

・行動認知療法
うつ病患者の傾向として、物事をネガティブに捉えます。行動認知療法は、患者自身に、自分がネガティブ思考になっていることを把握してもらい、他の思考をすることが出来るようにしていきます。カウンセラーが無理やり思考を変えていくのではなく、あくまで患者自身で思考を変えてもらいます。そのため、症状の悪化防止・再発防止の効果があります。

・対人関係療法
家族、恋人、夫婦、友人などの対人関係が原因となっている場合に行われます。患者同士で集まり、円滑にコミュニケーションを取ることが出来るように訓練が行われます。日本ではあまり取り入れられていませんが、今後うつ病治療の発達とともに取り入れられることが予想されます。

このような治療の他にも、休養することが重要と言われています。
無理することなく、何事にも余裕をもつことが治療の一歩でもあります。